|
パソコンが設計の道具として主流になる前までは、手描きの図面に相当な思い入れがあって、図面の上手い下手が在り、生きた線、枯れた線に憧れました。手描きの設計図面から、パソコンでの設計図面に移行して20年。あのあやふやな手描きの図面やスケッチは、どこか暖かく、やわらかい事を再認識して、これからも併用しながら設計して行こうと思っています。
店舗設計・店舗デザイン・リゾートホテルの設計やインテリアデザインは個人的にも大好きで、好きだからこその表現は、一味違ったデザインとなって表現が出来るのかも知れません。
注文住宅設計の他には、特に飲食店の店舗設計は数多くさせて戴いています。和食店・居酒屋・焼肉店・焼鳥店・うどん店・蕎麦屋・ラーメン屋・鉄板焼き・お好み焼店・たこやき店・寿司店・割烹店・フレンチレストラン・イタリアンレストラン・カフェ・レストラン・コーヒーショップ・スナック・クラブ・バー・ラウンジと、まだまだ業種を数え上げたら多く設計してきたようです。飲食業、水商売とも言う・・・ひとつ間違えば・・・険しさは知っておられるはずなのに、それでも想いが勝り、どこか人生をもかけて新規に独立開業する人の目が好きです。瞳の輝きは普通に過ごす人とは全く異質で、とても強く魅了されます。何か、潔いほどに前しか見ていない強さなのでしょうか。新規開業された後、きっと、きっと、笑顔は見せていただきますよ。と、心に秘めて設計します。飲食店舗を独立開業する方を応援します。
設計させて戴く地域は、ネットが普及してない頃でしたら、こちらは京都ですが、それまでの行動範囲とすれば、大阪府・兵庫県・滋賀県・奈良県ぐらいがほとんどでしたが、ホームページを作って8年目になりますが、今では、和歌山県・三重県・岐阜県・愛知県・静岡県そして東京でのお仕事の機会が増えました。インターネットは距離感をも変えてしまうようです。最近では、遠いと思わなくなって来たのが不思議です。
現場の監理も、電子メールを上手く利用すると現場の状況が写真映像で瞬時に届きますから、今まで以上に現場の進行状況が日々把握できるようになり、毎日が現場監理に行っているような錯覚さえ抱きます。遠方の現場の不安が無くなりました。それでも現場には再三向かうのですが・・・。
店舗設計では、和歌山の岩出市で”洋麺処あいる”という、イタリアンレストランの設計をさせて頂きましたが、住宅の中にあっても、店舗デザインや、リゾートホテルのインテリアで表現する楽しむための演出を提案しています。ただ、住まいですから、少し薄めて、和らげた表現ぐらいが程よく、それでも住宅にあっては刺激的です。暮らしの中の遊び心は、ほんの少しの表現でも、心を豊かにしてくれます。出かけていても早く住まいに帰りたいと思える魅力を一味加えませんか。
家相について、その信憑性の如何は別として、さりげなくプランに盛り込む事が多いようです。先人が悪いという事を、強引に犯す事もないかと思います。気にしないよ、とおっしゃっていた施主さんが、密かにその道の方に相談に行かれ、安堵なさった事がありました。そうなんですよね。チョット気になるんですよね。
設計をする時に大切にしている事は、目的とする建築に対する指向性、要望の条件、夢などの想いを正確に聞き取り、地域や敷地の特性を見極めて、今の時を設計したいと思っています。設計者の押し付けのデザインではなく、施主さんと一緒に設計したいと思っています。
|