住宅設計のスタイル(宗松潤一郎)

私の住宅設計のスタイルは、モダン住宅・和風住宅・洋風住宅をしています。

 

特に欧風のヨーロッパスタイルのデザインは大好きです。

 

輸入住宅では得られない本物志向で、洋館と呼ぶにふさわしい一つ上の洋風建築デザインやインテリアデザインを望まれるなら、ほとんどがオリジナルデザインで、オンリーワンの設計が可能です。

 

ドイツ人は外国からの仕事相手については、手厚くもてなし、相手にも同じように期待します。

 

しかし仕事時間が過ぎると、同僚同士がつきあうことはほとんどなく、ましてや地位の違う人たちの間での交流はありません。

 

ふつう出張や見本市などの機会には、上司と昼食を共にすることがありますが、そこでは正式に招待されたときのような堅苦しさもなければ、自分だけえこひいきされているとまわりの人から思われるような危険もないからです。

 

くだけた雰囲気や煩雑さに慣れている人は、ドイツの職場での生活は単調で統制が行きすぎていると感じるかもしれませんが、実はドイツ人も同じように感じていることを示す証拠があります。

 

彼らは仕事をする時には一生懸命かもしれませんが、統計をみると、他のヨーロッパ人よりも労働時間は短いのです。

 

ドイツ人は手当のつかない残業は好きではなく、就業時間の終わりには時計の針を気にして、同僚たちとだらだら過ごしたりせずに、家路に急ぎます。

 

特に南部では、金曜の午後に同僚と連絡をとろうとしても無理なことが多いのです。

 

カーニバル(ファストナハトもしくはファーシング)では、ドイツ人の別の一面を垣間見ることができます。

 

これは、ケルンやマインツなど、カトリックの地域や都市で主に行われる行事ですが、フランクフルトも含め、ほとんどのドイツの街で何らかのお祝いをします。

 

この時にはみな、浮かれ騒ぐのですが、それは何も職場の外だけに限りません。

 

人々は職場にもおかしな格好で現れ、上司をからかい、失礼なジョークをいったりするのです。

 

告解火曜日の前の木曜日は女性の日とされており、男性は古いネクタイを締めて出勤することになっています。

 

というのは、この日には、女性が男性のネクタイをちょん切るからです。

 

同僚は一緒に飲み食いし、その終わりごろにはたいてい大騒ぎになって収拾がつかなくなり、おおいにくつろぐというわけです。

 

その後は、真面目で秩序正しい生活に戻り、残りの1年を過ごします。


 宗松潤一郎(インテリアプランナー)