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| ◆光の入らない窓を逆に取ってしまい
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■改装前: 写真に映ってる左上のカレンダーのかかっている窓は、以前に増築した際にか、光の入らない窓となっており、面積の割には圧迫感を感じる空間でした。
■改装後: 窓は完全にとってしまい、壁・天井に珪藻土を塗廻し、腰壁には安価の割に上質なタイルを貼り、すっきりとした空間に改造。また、便器上部の天井形状を細工し間接照明とすることによって、やわらかい雰囲気のあるトイレに生まれ変わりました。
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| ◆お金をかけずにオリジナル
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■改装前: 既製品の洗面台を使っていましたが、間取り等が考慮されていなかった為、小さな空間の中でも、もったいないと思うような余分なスペースがありました。
■改装後: 洗面ボールは既製品を使用しつつ、カウンタートップを栃の木を使用することによって、かわいいオリジナルの洗面台に出来あがった。壁かけのミラーは、お施主さんのお友達からの改築祝いのプレゼント。 |
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| ◆できるだけ既存部分を利用して
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■改装前: 京都市北区にある悉皆屋(しっかいや=和服のデザインに関わる染物業)さんの町屋のリフォーム。リフォーム前の写
真です。 工事前は、軒の出が浅い下屋に、アルミ製の既製品カーポートでした。
■改装後: 出来るだけ既存部を利用し費用をかけずにリフォームすることを心がけて設計しました。
軒(1階下屋)の出を補強をかねてめいいっぱい道路まで延ばしカーポート機能も取り入れて軒先をそろえスッキリとした京都らしさのある新町屋の形を実現させました。また深い軒の出を待たせる事でコントラストをつけて落ち着きのあるファサードになりました。
2階部分は、壁の位置をそのまま、出窓の出もそのままでワイドだけを広げ、部屋内に明かりを多く取り入れると共にこれまた京都の町屋らしさを出しました。 |
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| ◆お施主さんのデザインもそえて
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■改装前: 1階部分の既存の状態の写真です。
■改装後: 壁の色は1階2階共通
で、お施主さんの好きな京染めの伝統色としました。土間・アプローチ部分の市松模様は、お施主さんご夫婦のデザインで、モルタル押えと那智黒石ちらしで仕上げました。 |
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| ◆改装の前の京都の路地は…
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| ■改装前: 京都には路地がたくさん存在しますが、ここも京都特有の路地がありました。工事前は、コンクリートブロックの壁の路地だったので大変暗く圧迫感を感じる空間でした。
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| ◆改装後、京都の路地も…
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| ■改装後: プロもびっくりのお施主さんのアイデアとデザインで完成しました。コンクリートブロックの壁は竹を組んで隠し、アプローチになる床は縁石・飛石をホームセンターで買ってきた御影石を敷きました。安価で手間をかけずに上品で明るく気持ちの良い路地空間に生まれ変わりました。 |
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| ◆リフォームには切り離せない構造の問題 |
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■改装前: リフォーム前は京都町屋特有の急勾配の階段でした。
こういった急勾配の階段でお困りの方も多いのでは?。
■改装後: 急勾配を解消するというのが一番の目的。この工事は、解体工事が済むまで既存の構造がわからなかったので、既存の構造の形状が見えてからデザインを決める形となりました。
新築の場合は、デザインと平行して構造も初期段階から考えていきますが、こうしたリフォームの場合、ある程度解体が終わってから、どうするか考えるって形になることも多いです。
地球上に何かものを作る以上、重力というものは必ず影響してきますし、デザインで軽く見せたり浮かせて見せたりすることはできても、建物自体を宙に浮かすのは物理的に無理です。
そこで、構造は必ず検討しなければいけなくなります。
むやみやたらと余分に取り壊してしまってもいけませんので、やはり現場の状況を理解するとともに、ご依頼者の方が何を望んでいるのかを把握し、それからどのような形や方向にするのがもっともいいのかを考えていくことが重要です。そういう意味でもデザインや工事する前のご依頼者の方との打合せというものはたいへん大切です。
また、余談ですが、木造の在来工法というのは、同じ木造の2×4工法(ツーバイフォー)工法やRCの壁式構造に比べて、間仕切りを変えたりリフォームしやすい構造です。ここ数年でようやく日本でもリフォームという考え方が普及しはじめましたが、日本では今まですぐに壊しては新しいものを建てていましたね。でも日本の伝統的な木造の在来工法というのは、性質的には、リフォームして使いつづける建築にもってこいの性質なのです。
私たちのご先祖様たちはスゴイ!! |
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