京都の黒谷さん…
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変わったお地蔵さんがおられました

 京都は平安神宮の北に「黒谷さん」と呼ばれているお寺さんがあります。正式な寺名は金戒光明寺、承安6年(1175)に、法然さんが比叡山より下りてきて、この地に庵を建てたのが寺の起こりと伝えられています。境内には山門、阿弥陀堂、御影堂、方丈など、塔頭(たっちゅう)も19を有する大寺院です。

 ここはなんといって幕末ですね。あの会津藩が本陣をおいたとして、バクマティスト(幕末好きな人)の間では有名です。

 江戸時代初期、徳川家康さんは京都に3つのお城を築きます。ひとつは有名な二条城です。もう2つは実はお城ではなく、要塞としての機能をもったお寺なんです。その一つは東山の知恩院。そしてもう一つがこの「黒谷さん」なんです。2つのお寺に共通して、高台に位置し、京都が一望できる場所にあり、門は大きく、石垣が築かれています。完全なお城です。

 この「黒谷さん」の南には丸太町通が通っており、そのまま西に行けば、御所、そして現在の府庁の場所、京都守護職の本陣。一直線です。一度、歩いてみました。40分くらいでした。40分かけて幕末の京洛を彼らは通っていたんだなって思うとなんだか感動します。

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